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イラっとしたら6秒待て!

みなさま、こんにちは。

愛知県にありますカウンセリングルームFineの夏目です。

 

みなさまは、誰かに対してイラっとしたことがありますか?

 

いかがでしょうか。

Noと答えた方は、おそらくいらっしゃらないと思います。

誰でも、何か物事を考えるときには

自分を基準にしています。

その基準から外れた人に対してイラっとしてしまい

それが対人関係のトラブルの原因となることも多くあります。

 

1つ例を見てみましょう。

Aさんはとても具合が悪く、会社を早退しました。

帰宅するために電車に乗りました。

立っているのもやっとです。

座席に座りたいけど、全部埋まっています。

席を譲ってもらえるよう、優先席の前に立ってみました。

お腹を押さえ、いかにも具合悪そうなだと分かってもらえそうにして。

ところが、誰も席を譲ってくれません。

「こんなに具合の悪そうな人が目の前に立っているのに

誰も席を譲ってくれない。

しかも、ここは優先席なのに。

みんな若そうだし、元気そうじゃないか?」

 

この事例を読まれたみなさまは

どう感じられたでしょうか。

Aさんと同じように思われたでしょうか。

 

さてここで、考えてみましょう。

 

Aさんがイラっとした理由はなんでしょうか。

 

Aさんの言い分を見直すと

・こんなに具合の悪そうな人が立っている

・優先席なのに誰も席を譲らない

・みんな若くて元気そうなのに優先席に座っている

 

この3つです。

 

この考えを言い換えると

・具合が悪いのだから、自分は席を譲ってもらうことは当然である

・優先席は、具合が悪そうな人がいたら譲るべきである

・若くて元気な人は、優先席に座るべきではない

などとなりそうです。

 

少々、強い願望に読み取れますが、、、

強い願望であればあるほど

その願望が実現しないことによって

イライラ度は上がっていきます。

 

こういう時にはこうするべきだ

〇〇することは当然である

という「べき」「当然」というような考え方が、自分の考え方の基準です。

「べき」「当然」が多い方はイライラしやすくなると言っていいでしょう。

自分以外の誰かにも、そのような考え方の基準があり

自分と異なる基準や価値観で生きている人がいます。

Aさんの例で言えば

もしかしたら

優先席に既に座っている人も、

元気そうに見えているだけかもしれません。

Aさんの体調が悪いようには見えなかったのかもしれません。

 

自分の基準はもちろん誰にでもありますが

他の人はどうなんだろう

と、少しだけ考えてみませんか?

 

怒りが込み上げて

理性が出てくるまで6かかる

と言われています。

「他の人はどうなんだろう」

6秒考えると、少し冷静な状態で

考えなおせるかもしれません。

 

このような事例は身近にたくさんあるかと思います。

どんなときも、6秒待ってみて下さい。

怒りの感情に任せ

その場で怒鳴る、などの攻撃行動に移ると

大きなトラブルに発展してしまいます。