コミュニケーションと性差

みなさま、こんにちは。

 

 愛知県にありますカウンセリングルームFineの夏目です。

 

おうちで過ごそう、そして

おうちで過ごす時間を有効に!

をテーマに、プチ心理学講座みたいなものを

実施しようとスタートしましたこの企画…

 

割と有名な内容のものから

マニアックなものまで

ご紹介していけたらと思います!

暇つぶしにお読みいただけたら、、、

そして、より心理学に興味を持っていただければと思います。

 

 

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Aさん(女性)「前から買うか迷っていたスカートを買いに行ったら

売り切れで買えなかったの。

仕方がないから、別の店舗に買いに行ったんだけど

そこも売り切れだったの。

もう最悪ー!

たくさん歩いて疲れたし

欲しいものかえなかったんだよお」

 

このような話を聞いたら

あなたならどう答えるでしょうか?

 

1・「せっかく行ったのに残念だったねえ」

2・「へー、ネットで買えばよかったんじゃない?」

 

 

いかがでしょうか?

 

 

 

実は

1の方がいいとか

2の方がいいとか

そういう話ではなく…

 

今回は

コミュニケーションの取り方の違いについてのお話です。

 

 

 

1はAさんの話に共感している感じですね。

2はAさんの話に対して共感というよりも

スカートをGETするための解決について語っています。

 

 

女性がコミュニケーションを取るときには

自分の気持ちを表現することを目的としていることが多い

と言われています。(自己完結的コミュニケーション

Aさんは

目的のものを買えなくて残念だったことや

たくさん歩いて疲れてしまった

という気持ちについて話したい、という場合が多いわけです。

 

 

一方男性は、

ある目標を達成するための手段、道具として

コミュニケーションを行うことが多い

と言われています。

例えば

報告や連絡、相談、指示、説得などです。(道具的コミュニケーション

なので、Aさんの話に対しては

2「へー、ネットで買えばよかったんじゃない?」

などという、

スカートを買うという目的を達成するためにはどうしたらいいのか?

という解決に焦点を合わせる傾向があります。

 

 

 

もし、Aさんがただ残念だった話を聞いてもらいたかった場合

解決策だけを言われても、なにやらピンとこないと感じてしまうケースが

あるようです。

残念だった話に共感してもらいたい、ということです。

共感の言葉がないと、気持ちを分かってもらえなかったと感じてしまい

すれ違いに繋がることもあるわけです。

 

もちろん、

男性でも自己完結的コミュニケーションをとることもあれば

女性が、道具的コミュニケーションをとることもあります。

状況にもよりますし

それが良いとか悪いとかいう話でもありません。

 

また、女性とはこういうものだ、とか

男性はこういうものだ、などと

断定するわけではありません。

 

脳のつくりなどから

性別によって、気質などに差がある場合がある

という意味であることをご理解くださいね!!

 

心理学は統計学、とよく言うのはそういうことで

全ての人に対して当てはまるものではないのです。

 

 

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