みなさま、こんにちは。
愛知県豊田市にあります
カウンセリングルームFineの夏目梓です★
「おなかが空いた」という感覚は
当然、食事をすることに影響しますよね。
では、まずこちらの画像をご覧ください。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=554x10000:format=jpg/path/s092128d729ad58c6/image/ie98c6aa72485e194/version/1542100331/image.jpg)
画像を見て、みなさまはどのように感じましたか?
社会心理学者のS・シャクター氏は
一連の研究から、肥満体の人と標準体重の人とでは
空腹の感覚が、異なる手掛かりによって決められると考えました。
たとえば…
標準体型の人は
自分の身体的な情報を手掛かりとして使います。
すなわち、胃袋の収縮状態や
「いま、自分は本当におなかが空いているのか?」
などと考え、食事をするという行動に移します。
肥満体系の人は
自分の身体的な情報は手掛かりとせず
外部の情報を手掛かりとします。
すなわち、見かけた食事メニューがおいしそうかどうか?
などです。
実際に、食事を始めたときも
胃袋の状態にかかわらず、美味しければたくさん食べてしまう。
このような心理の違いが
体型への違いにつながる、ということが
シャクター氏の研究でした。
統計的にそうであり
実際には当てはまらない方も多いかと思いますし
肥満体型の場合は、そればかりが原因とは言い切れませんが…
からだは、口に入れるもので出来上がっています。
食べ物を口に入れるタイミングや
その食べ物がどのような材料でできているのか?
などといったことを
丁寧に考えることが
健康な体づくりの第一歩といえるかもしれませんね!